皆さん、こんにちは。
「シンプル×上品」をモットーに、流行をガン無視したいつの時代でも色褪せない普遍的なアイテムやスタイルをこよなく愛する20代の服狂サラリーマンFukuです。
服図鑑のページでは、そんな私のクローゼットの中から、本当に気に入っているあれこれ、それこれをご紹介するコーナーになります。
記念すべき1ページ目は、
GIRARD-PERREGAUX (ジラール・ぺルゴ) の LAUREATO (ロレアート) になります。
GIRARD-PERREGAUXとは
GIRARD-PERREGAUX(以下、ジールペルゴ)とは、1791年に、時計師ジャン・フランソワ・ボットによってスイスのジュネーブに設立され、創業以来一度も閉鎖することなく、自社一貫生産(マニファクチュール)を続けている高級時計ブランドです。
史上初の腕時計の生産を行ったり、1969年にはクオーツ時計の製造に成功し、スイスでは初となるクオーツムーブメントの量産を行いました。
初めて聞く方が、多いと思いますが、一度も閉鎖していない時計ブランドの中では、 世界に2番目に歴史が長いブランドになります。ちなみに1番は、世界三大高級時計の一つ、Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)になります。
日本では、知名度が少なく、この時計を付けていても、「おっ!ジラールぺルゴじゃん!」と気づかれることが他の高級時計ブランド比べて圧倒的に少ないのがこの時計の良い点であり、悪い点かなと思います。
LAUREATOとは
今回ご紹介するLAUREATO(以下、ロレアート)は、ジラール・ぺルゴの定番モデルになります。
実は、ロレアートは1975年に誕生したモデルなのですが、その当時は残念ながら人気モデルにはなれず一度生産終了になってしまいます。しかし月日が流れ2016年、ジラール・ぺルゴ創業225周年を記念し、ロレアートは限定版として再登場します。
これが瞬く間にヒットし、ロレアートは翌年から定番モデルになりました。
※ちなみに私の所持しているグレーの文字盤は残念ながら生産終了になっています。現在は、青、白、黒の文字盤が定番モデルになっております。
私が惚れこんだ2つの特徴
私が初めてこの時計を見つけたのが社会人の1年目で、見つけた瞬間
「自分の一生物の腕時計はこれしかない。」
そう強く感じたのを鮮明に覚えています。そして翌年の冬、ボーナスの力も借りて無事に購入することができました。人生で一番大きな買い物でしたので、中々踏ん切りがつかず計3時間悩んだのもいい思い出です。(途中2回喫茶店に逃げて、冷静になっていました。笑)
そこまで私が惚れこんだロレアートの2つの特徴をご紹介させていただきます。
特徴① 圧倒的美しさ
「美しい。」
ロレアートを一言で形容するのであれば、この言葉しか見つかりません。八角形のベゼルは、オーデマピケのロイヤルオークや、パテックフィリップのノーチラスをイメージさせます。同じデザイナー(ジェラルド・ジェンダー)が手がけているとお聞きしたことがありますが、実際のところは、どうなんでしょう。
裏側はこんな感じです。美しすぎます。
あとは、文字盤。クル・ド・パリ文字盤という、高級腕時計によく使用される、小さいピラミッドが交差したような文字盤なんですが、これが非常に美しい。光の当たる角度で異なる表情を魅せてくれるのも特徴です。
私がモットーにしている「シンプルだけど上品に。」というスタイルに完璧にマッチする一本です。
特徴② 豊富なケース径
4種類のサイズを展開しているケース径も魅力の一つになります。
ロレアートでは、ケース径が34mm、38mm、42mm、45mmの全4種類があるので、手首が細い人・太い人どちらの方もドンピシャなサイズ感を手に入れることができます。私は38㎜タイプを購入しましたが、最高に絶妙なサイズ感です。
手首が細いので、40mm以上のケース径の腕時計をつけると目立ちすぎてしまうんですよね。カジュアルの時に着ける腕時計ならまだ良いのですが、スーツに合わす腕時計だと写真のように時計の主張が強くなってしまい、なんかいやらしい感じになってしまうんですよね。
そんな私にとって38㎜は、キレイに手首の中に納まってくれて非常スッキリしたサイズ感なんです。厚みに関しても、10.02㎜という薄目の仕様になっているので、スーツの袖に引っかかることなく収まってくれます。
あくまでも、時計は時計。持ち主よりも目立つことは避け、持ち主を上品に仕立ててくれる一本になっております。
一生物に相応しい一本
流行に流されない普遍的且つ上品なデザインは、 まさに一生物に相応しい一本だと思います。 これを購入すると決めてお店に行った時、3時間も迷ったのはいい思い出です。笑
少しずつ、キズも増えてきましたが、それらも全て含めて思い出ですし、 これから一緒に年を取っていければなと思います。
一生物の時計を考えている方の参考になれば幸いです。
本日は、ありがとうございました。