皆さん、こんにちは。
「シンプル×上品」をモットーに、流行をガン無視した、いつの時代でも色褪せない普遍的なアイテムやスタイルをこよなく愛する20代の服狂サラリーマン、Fukuです。
本日は、中古革靴を購入したらまずやるべきお手入れについてご紹介します。※本記事では、あくまで私が普段やっている方法をご紹介致しますので、予めご了承下さい。
目次
J.M Westonのローファー購入！！！
ついにやりました。
増税前最後に、ずっと憧れていたJ.M Westonの180ローファーを購入してやりました。こちらの方法を使った為、定価の65％引きの35,000円の中古品を超効率的に購入することができました。
いや～、本当にいい買い物しました。ネイビーっていうのが我ながら良いセンスしているなと思います。状態もめちゃくちゃ良いし、すぐにでも履いてどこか行きたいのですが、
中古革靴を購入してすぐに履くのはNGです。
どんなに状態が綺麗でも中古品は中古品です。外見からでは分からないこともたくさんあります。
その為、中古革靴を購入したら早く履きたいその気持ちをグっと抑え、履く前のお手入れをしましょう。このお手入れ次第で、この先の寿命にも大きく影響していきます。
大丈夫です。その革靴は、既にあなたのものですから。どこにも行かないですし、誰かに買われることもありませんよ。
使用するシューケアグッズ
今回使用するシューケアグッズは、写真の通りになります。手順と共に、グッズの説明もしていきます。
お手入れの手順
それでは早速、お手入れを実施していきましょう。時間としては10～15分くらいでお手入れ可能です。
1．インソールの除菌
まずは、②の消毒用のアルコールを、ティッシュに染み込ませ、インソールの除菌をしていきます。
どんな人が履いたか分からないですからね。こちらで、インソールを除菌していきます。つま先部分は、埃が一番蓄積する場所ですので、特に入念にやっていきましょう。
爪先部分は入念に・・・。
ほら、こんなに、取れました。。。
2．馬毛ブラシで、ブラッシング
お次は、⑤の馬毛ブラシを使って、全体の埃を落としていきます。
コバ（アッパーとソールの境目）の箇所には、埃が溜まりやすい為、しっかりと掻き出してあげましょう。
3．リムーバーで革をすっぴん状態に
全体の埃を落としたら、①のリムーバーを布に少し染み込ませ、全体的に拭いていきます。
この作業は、女性のお化粧に例えると、化粧落としに当てはまります。
昔の化粧が残っていると、お肌に悪いですし、化粧のノリも悪くなりますよね？革靴も同じで、新しいクリームを塗布する前に一度、革をすっぴんの状態にしてあげます。
4．乳化性クリームの塗布
革をすっぴん状態にしたら、③の乳化性クリームを使い、革へ栄養補給と保湿を行っていきます。
※2番目のクリームは、通常の乳化性クリームと使用用途は同じですが、非常に色っぽい艶まで出してくれる油性クリームになります。少し高額ではありますが、非常にオススメです。
栄養補給をすることで、革の寿命を延ばし、保湿をすることで、乾燥によるひび割れを防ぎます。
特に、履き皺部分は、乾燥するとひび割れの原因になりますので、しっかりとクリームを塗り込んでおきましょう。
革靴と同じ色のクリームを塗布することで、細かな傷等を目立たなくすることもできます。
5．豚毛ブラシで、ブラッシング
乳化性クリームを、塗布したら、④の豚毛ブラシで、全体をブラッシングしていきます。
こうすることで、クリームを革の中に押し込むことができ、表面に残った余分クリームも取り除くことができます。
6．全体を乾拭き
最後に全体を乾拭きし、表面に残ったクリームを取り除くと同時に全体を磨いていきます。
以上で全工程は終了になります！お疲れ様でした！めちゃくちゃ簡単でしょ？
出来上がりがこちら。
いかがでしょうか。乾燥気味だったアッパーは保湿され、輝きを取り戻しました。同色のネイビーのクリームを塗布したことで、細かな傷も全く目立たなくなりました。
インソールに関しても、アルコール消毒をしたので一先ずは安心です。
アルコール消毒だけは少し不安という方は、丸洗いをしてあげることで見た目は勿論、気持ち的にもスッキリしますのでオススメです。
少しの手間で、長く履ける。
たった少しの手間で、外見も内面も変わり、革靴が喜んでいるのが分かっていただけたかと思います。
中古革靴の最大の魅力は、手頃な価格で憧れが手に入るということです。
しかし、良くも悪くも、中古品は中古品。まずは、履く前のお手入れをキチンとし、この先長く履くことができる準備をしましょう。
もちろん、日々のお手入れはもっと重要になるので、こちらの記事を参考に定期的にお手入れしてください。
いつまでも自分の大好きな一足と、人生を共にできたらいいですね。今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
本日も、ありがとうございました。